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国語教師が知っておきたい日本語文法 山田 敏弘 感想

国語教師が知っておきたい日本語文法

国語教師が知っておきたい日本語文法

24週間日本語文法ツアーと基礎日本語文法を読んだが、次は中学校で学んだような、いわゆる学校文法をもう一度学び直したいと思ったので、この「国語教師が知っておきたい日本語文法」を購入した。 24週間日本語文法ツアーと基礎日本語文法の感想記事はこちら

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本書の内容は学校文法を扱いながら、学校文法を学んでいく過程で生まれる疑問点にも言及している。 例えば、品詞の項目で「品詞分類ってなぜ必要なの?」というものがある。 本書ではこの疑問点について品詞分解には2つの目的があるという。 1つは日本語という言語構造を考えることであり、品詞を考えることで古典や外国語との対照で日本語を眺める場合に役立つという。 2つ目は文法現象を説明しやすくするために、語のグループ化をすることだという。 品詞分類を使うと「違う」は動詞なので否定の形は「ちがくない」ではなく、「ちがわない」であるとか、「病気」は名詞だから「病気な人」とは言わないなどが容易に説明できるという。 他には助動詞での「受け身・尊敬・可能はどうして同じ形なの?」や「食べないと赤くないのないは違うの?」といった文法を考える上で疑問を持つ点について説明されている。

学校文法を学び直したい人や国語の先生、外国語として日本語を学んでいる人にとってはおすすめの一冊だ。